2016年6月6日月曜日

鎖骨骨折の患者さん

こんにちは、大宮医療の研修指導柔整師の増山です。

先日、クリニックに鎖骨骨折の患者さんがいらっしゃいました

50代の男性でスポーツ中に転倒したとの事でした

レントゲンを見てみると

やはり鎖骨が折れていることが分かります

鎖骨は中部と外側の境目あたりが折れやすいといわれてます。今回も大体そのあたりでしょうか。

又、画像の左側が患者さんにとっての右肩なのですが、鎖骨が折れたことにより支えがなくなり、

肩が下がってしまっているように見えます。

逆に鎖骨の内側は挙がっています

しかし、やはり注目すべきところは、第三骨片(第四骨片もある)が存在するところかと思います。

この骨片が垂直に立っているのが、骨を元の位置に戻すときに皮膚を突き破ってしまう可能性が

あり。慎重な整復が求められます。


長くなってしまったので整復や固定については次回更新いたします